台本「こころ」

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―――――――借りる前に御一読下さい――――――― ※台本文をキャプションに転載(コピペ)するのは御遠慮下さい。 もしも転載された方を見かけましたら削除をするように申し出をしますのでご了承下さい ※一人称、性別の変更は世界観、台本の雰囲気を壊さない程度でしたら大丈夫です ※アドリブ、アレンジは台本を大幅に改変するものでなければ大丈夫ですが、話の流れなどを無視したセリフなどは御遠慮下さい 入れるのであれば一言下さると助かります ※音源はお借りしているものです。音源を投稿している方のご迷惑にならないように使用してください ※編集した音源、効果音も全てお借りしたものです。編集した物を勝手に使うことは御遠慮下さい ――――――――――――――――――――――― 貴方はさすらい人 どこかひとつの場所にその重荷を降ろす人じゃない でも私が望むなら、貴方はここに居るといってくれた その言葉がどれほど嬉しかったか貴方は気づいてない でもね、それは私も貴方の重荷のひとつになるって事でしょう？ それは嫌だったの だって貴方は私にその重荷を分けてすらくれない人 私は貴方と共に重荷を背負いたいの だからお別れしたの 遠いどこかで死んでしまっても、お互いに知らないまま 流れた月日の上に積み重なった想いだけが心を揺らすの 再び貴方に会えたら…私、きっと我儘を言ってしまうわ 私も一緒に行きますと そしたら貴方はきっと 「嗚呼、共に行こう……」 そう言う癖に…私は1人で朝を迎えるの 優しい嘘に、不器用な男ひとりに、私の心はとらわれたまま 「今日は貴方に会えるかしら……」 ━━━━━━━━━━━━━━━ 流れに身を任せた私が、どうして人を愛せましょう それでも愛してしまった この手で守りたいと思うのにそれが出来ない事を知りながら、私はこの腕で貴女を引き止めた 幸福が増える度に恐怖が押し寄せて、それは引いては返す波のように私の心を荒れさせた また流れましょう、私は貴女に相応しい男ではない それなのにこんな私でも……こんな私がいいと貴女が切に願うから、私はここに居ると言った でもどうして女という生き物は、こうも鋭く人を悟るのか 「貴方はさすらい人でしょう」 たったその一言で安堵している自分が居た だけど同時に寂しく感じるこの心を貴女を抱くことで満たそうとした さすらい続けてからも貴女を想う心は変わらない 故に深い夜に何度貴女の家の前をさまよったか知れない 嗚呼、一目見てしまったら 「…抱きしめたくなってしまうんだろうなぁ」 ━━━━━━━━━━━━━━━ 女性用、男性用を用意しましたのでお好きな方をどうぞ #なべこオリジナル #なべこぴあの #六条睡の台本