夜好生
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夜好生
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夜の底をただゆらりと泳ぐ
リリカルな歌にふと死にたくなってさ
六畳の隅で蹲る僕を
夏の匂いと常夜灯が包んだ
ツギハギだらけの着ぐるみ纏って
嘘じゃないなんて嘘を吐いた
どうせ君だって同じなんだろう
ぽつり口から出たのは意味のない愛
優柔不断で枯らした涙
はらはら流れて落ちていく
溢れる嗚咽を飲み込んでは
せめて今日だけは僕の儘に
息をさせてはくれないかな
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- けだるげなせなみこれは癒し