【朗読】冷たい雨
(読み手)えみ (BGM)あちぇろん様 (台本)苺恋様
【朗読】冷たい雨
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「冷たい雨」を朗読させて頂きました!
冷たい雨
By苺恋様
雨が激しく降る日だった
君がいなくなったと
心当たりがないかと
電話で尋ねられ
思わずハッと我にかえり
窓を開けて外を眺めた
びしょ濡れになった君が
慌てて走り去った
急いで後を追って
君の手を掴んだ時に
やっと雨は泣き止んでくれた
きっと君を悲しませたんだね
だけど、、、ごめん
君の心が曇って見えないんだ
立ち止まってしまった僕は
君に嫌われようと
冷たい言葉を投げつけた
そんな僕に君は
ありがとうと
泣きながら笑いかけてきた
僕の心をあざ笑うかのように
雨はまた激しく降りはじめた
それはあまりにも冷たい
そしてあまりにも切ない
僕の涙を隠してくれる
別れの雨だったんだ
これできっと
君はまた歩き出せる
君らしく迷うことなく
そしていつしか
僕のことなんか
忘れてしまえばいいよ
僕のことなんか、、、、
Comment
1commnets
- えみこちらこそありがとうございました! また朗読させて頂きますm(__)m よろしくお願いします(^^)