長編朗読台本【世界の種】 第二十二回
〇お名前をどうぞ ◎おなまえをどうぞ 台本: かきつばた。
長編朗読台本【世界の種】 第二十二回
- 26
- 0
- 0
長編朗読台本【世界の種】 第二十二回
ジャンル:ファンタジー
人数:一人
声劇ユニット『かきつばた。』著
―つくれるもの、つくりたいもの ―後編―
*****************
【登場人物】
○筑紫春樹(ちくしはるき)
男性 大学生
◎看護師 女性(及び女性の笑い声)
【コラボ条件】
◎台本をお使いになる際は拍手をお願いします。
◎コメントは必須ではありません。
コメントありがとうございます。
◎サウンドを投稿する際は下記タグを消さず投稿してください。
お手数ですが、よろしくお願いします。
【続話】
長編声劇台本「世界の種」 台本: かきつばた。
①https://nana-music.com/playlists/3189339
② https://nana-music.com/playlists/3214761
【コラボして下さった方】
◎プレイリスト
長編声劇台本「世界の種」コラボさま
①https://nana-music.com/playlists/3189386
長編声劇台本「世界の種」コラボさま2
②https://nana-music.com/playlists/3202483
【ご紹介】
原作小説「世界の種」
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=12706838
(外部リンク かみな。アカウント)
【あらすじ】
〝チクシ リオ〟の病室前。
春樹は その、やたら長い検温に辟易し始めていた。
(詳細は以前の台本を追ってご確認下さい)
§§§§§§§
(台詞)
◎看護師
それ以外 筑紫春樹
「」なしはモノローグ
「…まだ…なのか?」
〝チクシ リオ〟さんの検温が、なかなか終わらないんだ。
そう、あれからもう体感で、15分以上は経っている。
「…ッ」
右手を顔の前まで持ち上げ時間を確認すると、蛍光灯特有の白い光が文字盤に反射した。
ちくりと痛んだ右目をきゅっと瞬き、反対の左目で二本の針を確認する。
――9時45分だった。
身の置き所のない状態は、まだ続いている。
なんとなく目をやったナースセンターは、明かりが煌々(こうこう)と点っている。
夜も更けて看護師の数が少ないのだろう。
フロアには人のいる気配はあるのだが、その姿は見えない。
「……ふぅ」
◎「うふふ」
突然聞こえた、女性の笑い声。
少し開いた隙間からするりと看護師が身体を出した。
猫のようにしなやかな身のこなしだ。
看護師は振り返り様、スライド式のドアを開いたままに抑えていてくれる。
にこやかな表情の彼女は、朗らかな声でたった今出てきた病室の中に呼びかけた。
◎「お待たせしました。筑紫さん、お兄さんがいらっしゃいましたよ」
「筑紫…」
その時 俺の目が、角の丸い長四角の…
胸元に留められたプレートを捉えた。
「あ…!」
SE 去る足音
(第二十三話に続く)
§§§§§§§
文章編集 かみな。
サウンド編集 ももつばき。
#声劇ユニットかきつばた
#長編台本世界の種
#台本書きのかみなさん
#ももつばきの台本
【長編】一次創作小説台本制作中【声劇コミュ】
https://nana-music.com/communities/1070882
Comment
No Comments Yet.