どうぞご贔屓に!【フィー】
NAZNA
どうぞご贔屓に!【フィー】
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園長と一緒に隅々まで店を磨き、ニフへ開店許可書も提出し、素敵な絵も飾った。
「まぁまぁ…前の園芸店より素敵になったわね。素晴らしいわ、フィーちゃん」
「えへへ、本当ですか?お店なんてやった事ないので…!とっても不安です」
とは言うものの、手間をかけてきたこの数日間…園芸店の全てに思い入れがあり、不安より、更にこのお店を良くしたいという気持ちが膨らんだ。以前の園芸店より、沢山の人がこの店を利用してくれたらな…フィーの瞳は輝いた。
「後は数日後の開店を待つだけね。本当にお疲れ様…さぁ、お茶でも飲みましょう。先に行って用意しておくわね」そういうと、園長は植物園内の自宅へと向かっていた。
改めて1人で店を見渡すフィー。自慢のお店になったが、やはり如何せん品数が少ない気がしてならない。これでは決まったお客様しか来ないだろう…まだ開店まで数日ある。その日までに商品を増やして、みんなを迎えたい。そう思ったフィーは明日、めぼしい仕入先へ向かうことにした。
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「世界樹の森で種や花を探す」
「農園地域へ行く」
「周辺の街の花屋を見て回る」
のどれかを選択の上、豊富な品ぞろえでお客様を迎えてください。
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