③源の国へ
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③源の国へ
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鴉「よし、着いたな…。」
渉「源の国の城へ何用ですか?」
鴉「雅の国から来た。」
渉「…お入りください。」
鴉「よし、行くぞ。」
祭「……助けてくれるかな。」
鴉「入るぞ。」
帆川「どうぞ。」
鈴音「鴉と昴王子に祭姫ではありませんか。見たところ外傷は全く無い様ですが雅の国に何があったと言うのですか?」
鴉「タイムドだ。」
帆川「遂にその時が来たのか…。」
鴉「事前に来るとわかっていながらも備えきれなかった俺たちの責任だ。」
鈴音「タイムドが解き放たれたとなれば我々も黙ってはいられませんね。」
昴「あの…タイムドが何故雅の国に?」
鴉「なにも知らねぇんだな。」
帆川「タイムドは雅の国の最奥、烏一族により保管されていた。彼らしかタイムドを扱うことができないからね。」
昴「どういうことですか。」
鴉「後で教えてやるよ。」
祭「…何としてでもタイムドを止めないと。」
帆川「そうだな、なんとなくだがタイムドの封印を解いたものに目星はついているんだが…。」
鈴音「早い内に手を打たなければ…あの子が危ないですからね。」
昴「あの子…?」
帆川「後に分かるだろう。…そうだ、しばらくの間はこの国が責任をもってお前たちの身の安全を保障する、いいな?」
昴「ありがとうございます。」
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