②タイムドの呪い
劇団indies
②タイムドの呪い
- 14
- 1
- 0
#劇団インディーズ #劇団インディーズ_配信 #劇団インディーズ_刻
鴉「畜生…もうここまで被害が。」
ー
祭「あ…ぁあ…父上、母上。」
昴「行こう…祭。」
鴉「そこにいるのは…。早く逃げるぞ!」
昴「…君は?」
鴉「っそんなこといいから早く逃げるぞ!…もうそこまでタイムドの呪いが来てる!」
祭「…え?」
鴉「お前たち何もかも知らねぇんだな…くそっ、相棒!」
祭「きゃっ…烏?!」
鴉「源の国へ頼む。」
祭「わぁっ!そ、空を飛んでるの…?」
昴「君は…見たことがないけどこの城にいたものなの?」
鴉「あぁ…城の地下の奥底にいて代々雅の国に仕えてる烏一族のものだ。もっとも俺しか生き残りはいないがな。」
昴「全て…タイムドの呪いに?」
鴉「あぁ、そうだ。」
祭「…あなた名前は?」
鴉「さぁな…、当の昔に名前を捨てたからわからない。みんなは鴉って呼んでいる。」
昴「ずいぶんややこしいんだね。」
鴉「まぁな…。俺が一番先祖の刻様に似ているからってのもあるんだろうが。……そろそろ着くぞ。」
昴「…あそこが源の国。」
祭「…これからどうなっちゃうんだろう。」
Comment
No Comments Yet.