無名百物語第十二章【台本】
ぱや
無名百物語第十二章【台本】
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急に友達居なくなったら発狂するぞ我
台本(コピペ)
愛おしい君のことをずっと見ていた
君は私の居場所が分からないだろう
姿も声も半透明になってしまった私なんて
8月9日午前5時
君に何も伝えないまま息を引き取った
あれからというもの 未練しかない幽霊の私は君のそばに居続けた
何度も懐かしい名前を呼んだけれど君が振り向くことはなかった
君は部屋で私との写真を見ながら泣いていた
独り声を押し殺して 温もりを感じないこの部屋で
「なんで私がっ.....」
そんなことを飽きるほど言っていた
君の涙なんて見たくない 私なんかのせいで
2人で過ごした日々に戻りたかった
結局は後悔という終わりに戻っていた
永遠なんてものはなかった 命も 時間さえも
私はめーいっぱい笑顔をつくって君の前に立って言ったんだよ
「愛する君へ またね。」
その瞬間目線がぶつかった 光の中で優しい声が呼んでくれた気がした
無名百物語第十二章
八月に溜まった半透明の過去
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