世界樹の森へ【さとら】
くー
世界樹の森へ【さとら】
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考えてみればずっと忙しかったように思う。ハロウィンの準備から新商品の開発、アヴァロンへ出向き、帰ってきたら今度は会長代理を引き受け…。自分の体力に我ながら驚いた。
「はぁ…ニフとお茶してた時が遠い昔のように思うわ…」
溜息をつきながら手帳を開き、自分の予定を確認した。…あ、数日の空白がある。さとらの口が自然と綻んだ。いっそお店を休み、一日ゆっくりしよう!でも、家にダラダラしてしまってはきっと一日を無駄にしてしまうだろう…。
「まだ季節の変わり目で冷え込みもきつくないし…久しぶりにキリエの外じゃなくて、世界樹に行こうかしら!」
世界樹の奥地は危険も多くあまり行く事は無いのだが、行ってみたいところは沢山ある。精霊の集まる高台や鉱石が豊富な洞窟、植物が豊富な湖、動物や魔族が現れる草原…どれも魅力的だ。しかし、広いので一日かけても行けるのは一つだけだ。
早速日程を決めて、欲しいものをメモし軽く装備を整えて、「本日お休みします」の看板を作って、ワクワクしながらベッドに潜り込んだ。
出発当日。用意していた装備を身につけ、扉に看板を取り付けて、大きく深呼吸。意気揚々と世界樹へ向かった。
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休みを世界樹で過ごします。
「高台」
「洞窟」
「湖」
「草原」
のいずれかを目的地として選択してください。
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