【作詞】天望
御霊
【作詞】天望
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不意に言葉が零れそうになる
それを止めるのはあの時の記憶
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい
後悔の多い月だったあと少しで越えられたのに
眠るようにいき苦痛に目を閉じ月を送る
見えない月を止めたいと思うことを
見えない月に望まれたい今もなお
このまま戻れたらそう思えたのかを
欠ける欠ける欠ける月が
望む望む望む朔望を
いつも同じ在り場所をみつけ
その場を埋めようともがきあがき
望みがあると朔に向かう
欠けていたのは空間ではなかったのに
欠けていたのは渇きだったのに
満ちていなかっただけなのに
欠ける欠ける欠ける月が
望む望む望む朔望を
いま欠けていない事を望むなら
月の裏を暗く暗く照らし朔を輝かせたい
目を閉じた渇きの中そこだけは満たされるように
深く深く苦しいほどに
それだけが満ち欠ける記憶のすべて
それだけが最後の朔望
#作詞
#御霊
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