星のラブレター

THE BOOM

アルバム『A PEACETIME BOOM』より。 一応、コオロギの鳴く時期が秋までなので、間に合ったかな〜。でも、「月明かりであたたかい夜」はやっぱ9月だろうなぁ。いま寒いよ。 この楽曲は、大阪城野外音楽堂で初めて披露したとのこと。PVもそこで撮られたとの事を私は最近、知りました。それを知らなかったもんだから、かつて『Take It Easy』のプレ歌旅で代々木公園に行った時に野外ステージに登って、「おぉ❗これがあの星ラブのPVの目線かっ❗」と勘違い感動をしちまったw 過去文献を調べていて、宮沢氏の失恋体験が題材であるとライヴで言っていたとネット情報あった。当然そうだろうし、そこから色々と膨らませていったのでしょう。 ネットだと「ストーカーw❓」みたいな書き込みもあったけど、私は“星のかけら”になったのは“君”が先なのかな❓って解釈してる。秋になって冬を越えて春に死別したけれど、その後、何十年も自転車で“君”のお墓に“会いに行っている”。そういう“どうしようもない純愛”こそ宮沢世界って私は思っています。 それにしても今回、改めて歌っていて、「年をとって生命がつきて 星のかけらになっても 昨日聴かせた僕の歌 町中に流れてる」のフレーズってやっぱ凄いなぁと再認識。きっと宮沢氏が星のかけらになっても、この楽曲は名曲として歌い継がれていくでしょう。 《歌入れについて》🎤 今回は宮沢節を語るにあたり、はるわさんとのコメントやり取りで話した『クセの強い星ラブ』にトライ。 宮沢節とは、宮沢氏独自の歌唱表現を私がそう呼んでいるもの。造語。東南アジアでの経験を経たアルバム『FACELESS MAN』から出てきて、『極東サンバ』で完成されたと思う。 では、私の言う宮沢節とは何かと言うと、「わゐうゑを」が母音になるのが基本になると思う。正確には「エの発音の時の口角を上げた状態で、ア段とイ段を発音する」になり、その歌い方だとイからアの繋ぎの間に「ャ」が入る。 この『星のラブレター』も「庭に出てぇん月あキャりで〜あたたキャ〜ゥィ〜夜に〜」とかになってたり、「あんなに楽しかワた〜」「君にャァいに行くよ〜」とかライヴによってどんどんクセが強くなってくる。ちなみに、「コオロギが便箋に止まワた」は後に25周年verで正式採用されてる。 THE BOOMのファンとしてはもう当たり前になっているけど、真面目に語ると「クセ強いですねw」ってなる。nanaで私以外にこのクセを意識してるのは、やはりザッツライターさんだなぁ。「風になり〜たェゐ〜」だね。 と、ここまでが私が学生の頃に初めてTHE BOOMをコピバンでやった時にビデオ映像など目と耳で確認した宮沢節の発声法。学生だから時間あったのよ。 次は私独自の発声表現。私は宮沢節と共にあの鼻にかかった声を出すべく、「エ」の発音の口角位置を基本とした上で鼻腔と上顎の筋肉だけで子音を発音している。横の動きが母音で縦の動きが子音。そして、なるたけ喉も開く。 このサウンドでは声量を抑えて15周年verを目指したつもり。もっとクセの強いのもあったけど、ふざけすぎと反省して却下。 nana特有の“音が重なると主音が小さくなる”を考慮して、nokoさんのコーラスが入る所から10cm前進。nanaプレミアムのパワー調整でややビビってるけど、やはり良い機能。納得。 素敵な伴奏にて歌わせて頂きましたAtsukimiさん、nokoさん、ありがとうございました。お二人とも直接にお会いした事あるので、イメージ沸いてテンション上がりました。 あぁそれにしても、この栃木ドラムをバックに歌うなんてもぉ何年振りかなぁ。学生の頃以来。凄くテンション上がりました。nokoさんのエアハモも歌ってて気持ち良かった。この楽曲への思い入れが強く、歌い終わりたくなくてOKテイクが出ても歌ってたw さて、栃木さんもいるMIYAもいるコーラス嬢もいる、あとはTakashiと山ちゃんだ❗ってな事でエレキギターとベースを募集しま〜す。共感してくれた方、ぜひぜひ。 《最後に》🌠💌 宮沢氏のご子息で俳優の宮沢氷魚(ひお)さん、なんと幼少期は(ひを)だったと最近、知りました。ひうお⇒ひをって、子供の名前も宮沢節か〜いw❗ #Atsukimi #nokoハモ