想像フォレスト② 自動再生向け
じん
想像フォレスト② 自動再生向け
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2番だす。(*・ω・)ノ
なんて妄想なんかして
外を眺めてると
突然に聞こえてきたのはしゃべり声
飲みかけのハーブティーを
机中に撒き散らし
「どうしよう…」と
ドアの向こうを見つめました。
「目を合わせると石になってしまう」
それは両親に聞いたこと
私の目もそうなっているようで
物語の中なんかじゃいつも
怖がられる役ばかりで
そんなこと知っているわけで。
トントン、と響きだした
ノックの音は初めてで緊張なんてものじゃ
足りないくらいで。
ねえねえ、突飛な世界は想像しているよりも
実に簡単にドアを空けてしまうものでした。
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