【掛け合い台本】天使の喫茶店

兎角ゆず

兎角です。 なんか普通の天使書きたい。 そう思って書きました。外見も中身も天使…。 【配役】 ●天使 ○お客 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ○街中からすこし外れたレトロな喫茶店。 そこには天使が働いている。 ●あら、今日は随分とお早いですね。 ○あ、あはは。いつものください。 ●わかりましたー。ちょっと待っててくださいね。 ○……あの！店員さん！ ●はい。なんでしょうか？ ○Aセットでお願いします！ ●かしこまりましたー。では…。 ○あ、あの…実は今日恋人と喧嘩をしてしまって…。 ●それでいつもより早めに…。 ○本心でそんな事思ってなかったんですが… 仲直りできるんでしょうか！？ ●とりあえず、注文の品ができたのでご用意しますね。 本日のエンジェルセットはオリジナル珈琲と特性プリンです。 ○あ、ありがとうございます…。 ●プリンのカラメルは砂糖水を加熱して少し苦味がでるんです。 苦味がないと、プリンが甘ったるくなってしまうんですよ。 プリンも恋人関係も少し苦いくらいが丁度いい。私はそう思いますよ。 ○プリンと恋人関係をつなげてくるなんて…さすが天使！！ それで、この珈琲は何かあるんですか？？ ●えーっと…。 ただのサービスです♪ ○かわいい！！ ●こーら！ 恋人がいるなら他の人にかわいいなんて言ってはいけませんよ！ ○この喫茶店には天使がいて。 悩める人間に優しくアドバイスしてくれる。