嘘つきゲーム コメディ④
作者:望月輝夜 読み手:shino
嘘つきゲーム コメディ④
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ー 嘘つきゲーム コメディストーリー④ ー
望月輝夜*shino
#嘘つきさんは誰
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ヒイロ「……その気持ち、分かるよ。」
リン「ヒー丸も……?」
ヒイロ「僕は、イジメがどんなに恐ろしいものかを、知ってる。イジメが『あの子』を殺した。みんなが『あの子』を自殺に追い込んだ。僕みたいな偽善者が、一番『あの子』を傷つけた……。
もし、誰かを友達と呼べたとしても、きっと、半信半疑になってしまうんだと思う……今の、君みたいに」
リン「ヒー丸……」
ヒイロ「でも、君が信じたいと思うほど大切な人なら、少しだけ期待、してもいいんじゃないかな。」
リン「そっか……そう、だね。へへっ、あんがとな!ヒー丸。お陰で元気出たわ!」
ヒイロ「あ、そ、そう?なら、よかった……」
リン「でも一つだけオレおこぷんしてる事あんだけど〜」
ヒイロ「おこぷん……?」
リン「『もし誰かを友達と呼べたとしても』って、オレの事ノーカンかよ!ヒー丸ひでぇよ!」
ヒイロ「え……」
リン「オレ達、もうマブダチだろ?
あ!ここまで曝け合っといて違います〜とかナシだかんな!」
ヒイロ「……ふふっ、そう、だね。」
ヒイロ「(僕とリンタローくんは、友達になった。きっと、悪い人ではない、んだと思うから、
まあ、いいか。)」
#嘘つきさんは誰
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