第8話 先生と【4】
奏でる先には
第8話 先生と【4】
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#声劇 #声劇ユニット #長編 #ファンタジー #異世界 #奏でる先には
双葉:失礼、します…。
コリン:やぁ、よく来たね。私は、このウィンダー魔法学校の校長をしているコリン・ウィンダーだ。
双葉:はじめまして。日本から来ました、伊登双葉です。今日は、コリン先生にお話があってきました。
コリン:おぉ、そうなのかい。ところでだがね、
双葉:はい。
コリン:ここの学校は、招かざる客は入れないことになっているんだ。
双葉:…っ、どういうことですか?
コリン:確かに私はキミを招いてはいない。だが、キミが入れたということは「この学校が招いた」ということだ。是非、この学校に入ると良い。
双葉:良いんですか?確かに行く場所はありませんが、
コリン:心配ないよ。さて、キミは彼らと仲が良かったよね。キミは、2年の転入生だ。夕食の時に前に立ってもらうから、それまでここでゆっくりしていると良い。
(ページをめくる音)
コリン:みんな、お腹が空いているだろうに待たせてすまないね。今日は、転入生の紹介だ。もし困っていれば、優しく教えてあげるように。
双葉:日本から来ました、伊登双葉です。2年に転入します。これからよろしくお願いします。
コリン:それでは、夕食の始まりだ。乾杯!
全員:乾杯!
ドアを挟むと、突然校長室に入っていた。恐る恐る向かい合うと、ウィンダー校長は双葉のことを受け入れると言う。こうして、双葉はウィンダー魔法学校の2年に入ることとなった。
DOVA-SYNDROME様より、
BGMとしてRyo Lion様の庭園の東、
こばっと様のルンルン気分、
効果音としてG-MIYA様の本をめくる音・閉じる音のトラック1をお借りしました。
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