女王と女騎士の手合わせ

シゼル【】シャル【】

「彼女が剣を取る理由」 【あらすじ】 双璧と女王が国へ帰還後、約二週間。シゼルグラスは自らと同等の力量であり、同性の友でもあるシャルロットに手合わせを申し込んでいた。 守られているだけの自分を許せぬ彼女は、自ら剣を手に取る。いつか、来るかもしれない日に備えて。 ★性別変更：×/台本変更：×/転載：× 使用時拍手お願いします。 ――――――― （以下、転載禁止） シャル「そこです！」 （1：29　SE：シャルの剣、シゼル受け止める） シゼル「ぐっ……、はぁ！！」（SE：魔法） シャル「術を使うなら踏み込ませる隙を作らないでください！」 （1：23　SE：シゼル、弾かれる） シゼル「きゃあっ！　っ、本当にシャルロットは容赦がない」 シャル「手加減は不要だと仰ったのは陛下ですから」 シゼル「確かに」 シャル「続けますよ、陛下。動きを止めている時間がもったいないです」 シゼル「そうね、水よ包め！」（SE:魔法） （1：09　SE：水） シャル「っ、いつの間に術式を……！　だが甘い！」（踏みとどまり→地面蹴る） シゼル「それはこちらの台詞！　氷よつらぬ」（SE:魔法） シャル「セイアス・ロッドの真似事ですか」（詠唱を止めるように） （1：00　SE：剣がぶつかる→そのまま） シゼル「お、も……っ」 シャル「私の剣で重いと仰っていてはまだ」 シゼル「ふふ」（SE：魔法→光） シャル「え？　あっ、まぶしっ」 シゼル「はぁあああ！！」（剣押し返す） シャル「ぐあっ」 シゼル「はぁ、はっ……、応用、でしょ？　ったぁあ！！」（駆け出す） シャル「っ、お見事です。前回より格段に動きも良くなっています。何かありましたか」（受け止める） シゼル「私だって、守られているばかりじゃ、いられないから！」（剣） （0：33～） シャル「ああ、ええと陛下。そこは少し考えを改めていただきたいです」 シゼル「え？」 シャル「国や陛下をお守りするのが私達の勤めですので。陛下が戦うという事は」 シゼル「あ！　ごめんなさい違うの、そういうわけじゃなくて！」（途中で間を取る） シャル「はい、陛下が騎士も魔術師も信頼してくださっているのは分かって、おりますので！」（シゼルからの術をよけ、剣の打ち合い） シゼル「……ふふ、ごめんなさい」 シャル「いえ、私も出過ぎたことを言いました」 シゼル「よし。じゃあシャルロット、もう少し本気でも？」 シャル「どうぞ、いくらでも」 ――――――― シゼルグラス・ツルト・ルーアティス　女/22歳/アルテラ/ルーア王国 ルーア王国の若き女王。細身の剣を扱い戦う。騎士団及び魔術師団に所属する幼馴染たちの背を追い、彼らに守られているばかりではいられない、と戦うすべを身に付けた。 シャルロット・クインス・スノーウィア　女/23歳/人間/ルーア王国 ルーア王国の王宮騎士団に所属する騎士の女性。貴族出身の女性でありながら、努力で第一部隊の副隊長まで上り詰めた。シゼルとは時折手合わせをする。 ――――――― 90秒しっかり手合わせ、また例にもれず音ゲー台本でございます。（）がいっぱいだぁ。本来はこういったものは演者様の表現の幅を狭めてしまうとは分かっているのですが、如何せん気が付くとですね……。 それは良いとして、歴史書シリーズの番外的な立ち位置として、こちらをこの度はあげてみました。っていうか単純に女性戦闘台本を書きたかっただけなのですが。どうぞ、お楽しみいただければ幸いです。 また、西洋剣で鍔迫り合いはねーだろというのは書いた本人理解していますので突っ込まないでください……ひぎゃあ。 ↓同じ世界観の作品集 https://nana-music.com/playlists/2450519/ BGM:DOVA-SYNDROME ♪歪む視界/こおろぎ SE: くらげ工匠 On-Jin ～音人～ 無料効果音で遊ぼう！ #声劇 #掛け合い #台本 #声劇台本 #戦闘 #戦闘風 #シリアス #ファンタジー #二人声劇台本 #二人声劇 #声劇民と繋がりたい #藤鴇ゆずり台本