確か2002年?2003年?の頃で、まだ小学生だね。
ガンダムSEEDとか観てたっけ。
まだ戦争を本当の意味で分からないまま観てた。
きっと戦隊ものとか仮面ライダーと同じように観てたのかな。
でも、沖縄戦の絵本とか読んでたしなぁ……。
そんな時分の時から。
歌詞も分からないまま、ふにゃふにゃとメロディを伝うだけ。
そんな感じでも、歌いながら下校してた覚えがある。
戦火で命が消える。
よく分からないけれど、悲しいことなんだろうな。
今では嘆かわしいとは考えるけれど、遠い世界のようにも思う。
争うことが好きじゃないのは、負けるのが怖いから。
でも、戦争が良くないことっていうのは理解してる。
どうして感じられないのかな。
あぁ……
これは戦争とかじゃないけど。
お祖父ちゃんが亡くなっても、泣かなかったっけ。
何だか、悲しいっていう感覚がイマイチ分からなかった。
あんなに可愛がってもらってたのに、何でだろう。
幼いって感情の理解に乏しいのかな?
でも、大きくなってからも泣けなかった。
あまり会ってなくても、凄く可愛がってもらってたのに。
泣かないのが罪みたいで、凄く居心地が悪かった。
でもやっぱり、イマイチ分からない。
悲しいっていうのがピンとこないんだよなぁ。
人はいつか死ぬ。
それが早いか遅いかの違いでしかない。
何か、こんな感じの言葉あったはず。
何の言葉だったっけ?織田信長?
まぁ、それは誰でもいいんだけど。
お祖父ちゃんたちが生きていた跡がある。
記憶も物もそうだし、親もイトコとかの親戚もそうだ。
それこそ、自分だって跡だ。
お祖父ちゃんたちの存在が抹消したわけじゃない。
だからかな、寂しくても悲しくはないのは。
悲しくて泣くって、どういうことなんだろう。
嘆きで泣くって、どういうことなんだろう。
俺は確かに泣き虫だ。
だけど、悲しくて嘆いて泣くのは分からない。
泣くのはいつも寂しさや憤怒、悔恨、痛みのせいだから。
#singing_CIA
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- KEI(市川カニ蔵)あざした✨