【朗読:女性】「雪とけるは春の日差し」(女性ver)
台本:Lot 朗読者様:
【朗読:女性】「雪とけるは春の日差し」(女性ver)
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今回は思春期をテーマにした物語を書いてみました!是非一度読んでくださると嬉しいです!
こちらのヒロインの雪恋(せれん)verと、主人公さとるverがあります。是非主人公のさとるverも読んでください!( ゚д゚)ノ話が繋がってるので楽しめると思います!
↓主人公、男性ver
https://nana-music.com/sounds/0462ab4e/
こちらは主人公の前に突如として現れ、姿を消したヒロイン雪恋(せれん)を書きました。
また、今回量がどうしても削りきれず長くなってしまいましたm(_ _)m
私としては後半に余力を持たせた方がよいのではないかと思います。しかし、演者様の自由ではありますので、我流で全く問題ないとも、お伝えさせてください!
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私は一人高台のベンチで泣く男の子を見つけた。「大丈夫?」と、手を差しのべたが、手をとってはくれなかった。彼は自分を智(さとる)といい喉のつまりを吐き出していった。
彼は苦しんでいた。コミュニケーションをうまくとることができず、団体の輪の一部になれずにいた。私と話す練習をすることで、友達をつくってほしい素直にそう思った。それから私はさとると多くのことを話をした。
ある日、陽炎が遠くで揺らぐなか彼は私に報告した。友達ができたと。彼はうつむき、喉につまったものを飲み込んでしまった。
三度めの雪が積もったとき、「私を頼りすぎちゃダメだよ」と伝えた。彼は涙腺も血管も冷えきってしまったかのように蒼白の顔で目を閉じこういった。「わかった」と。
彼は雨音のする屋根のしたに女性といた。私はすぐにわかってしまった。彼女ができたのだと。そしてもう私はいらないのだとわかった。彼のそばから離れるのはつらい。だが、消えなければならない。私は彼の妄想だから。それが、さとるの意思だから。
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2commnets
- Lot@台本制作中
- いちにゃつ^._.^お借りしましたー!