【朗読:男性】「雪とけるは春の日差し」(男性ver)
台本:Lot 朗読者様:
【朗読:男性】「雪とけるは春の日差し」(男性ver)
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今回は思春期をテーマにした物語を書いてみした!是非一度読んでくださると嬉しいです!
こちらは主人公の葛藤と、その後を書いたもので、もうひとつヒロインとなる女性verとなる雪恋の朗読もあります!( ゚д゚)ノ
↓ヒロイン、女性ver
https://nana-music.com/sounds/0462b29a/
突如現れ、突如去る謎の女性は何者なのかをそちらで書いてあります。是非どちらも読んだ上で朗読されると、より感情移入されると思います!
また、今回量がどうしても削りきれず長くなってしまいましたm(_ _)m
私としては後半に余力を持たせた方がよいのではないかと思います。しかし、演者様の自由ではありますので、我流で全く問題ないとも、お伝えさせてください!
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私は中学一年生のころいじめられていた。コミュニケーションをとるのが苦手で輪から外れていた。そんなとき彼女が現れた。高台のベンチで一人泣いていた私に手を差しのべた。私はその手を取れなかった。だが、助けは求めた。彼女の名は雪恋(せれん)。私は、胸から喉までたまったモヤを雪恋(せれん)に話すことで吐き出していた。雪恋(せれん)と話すことで会話の練習となった。この成果として友人も作れた。そして多くの成果をを雪恋(せれん)に報告した。だが、お礼をいつも飲み込んでしまっていた。
高台の屋根に3度めの雪が積もったとき、雪恋(せれん)からこう告げられた。もう私を頼りすぎちゃダメだよと。雪の白さに飲み込まれてしまう、そんな感覚を押し付けられた。
私は雨音のする屋根のしたにいた。ベンチの隣には初めての彼女がいる。雪恋(せれん)のお陰で彼女ができた。雪恋(せれん)にお礼がしたい。だが、雪恋(せれん)はもう現れなかった。
もうあれから何度この屋根に雪が積もっただろうか。今も隣に座ってくれる人がいる。雪恋(せれん)まだ、報告できてないことがあるよ。隣にいる娘に袖を引っ張られる。「よし!雪恋!雪だるまを作ろうか!」
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- 壮ちゃん☻/ボクを好きになってよ…お借りしました!