【短編小説】クリスマス・ソング①
古畑 時雄(Tokio Furuhata)
【短編小説】クリスマス・ソング①
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【短編小説】クリスマス・ソング①
この物語は、ひとりの音楽プロデューサーが六人の若者と出逢い、そして彼らがスマホの音楽アプリであるkaka musicと言うバーチャルな世界から繰り広げられる話である。
当時、音楽プロデューサーである峰山岬は、英国のロンドンを拠点として音楽活動をしていた。その頃の岬は自身の音楽活動の拠点を、再び英国から日本へと移し、新しい音楽関連の事務所を立ち上げようと、日本に帰国する事にしたのだ。
その頃、岬は事務所の拠点を東京にしようと考えて居たのだが、岬の地元は神戸市で、彼は地元である神戸市への思い入れが強くあった。
それは岬が中学生の頃、阪神・淡路大震災を経験し、地元の神戸市や関西と言った地方でも、才能ある人材を藝術の世界で活躍させてあげたいと言う思いが有ったからだ。
だから岬は日本、そして世界と言ったグローバルで繋がっており、誰もが皆んな藝術の世界で才能を開花出来る、そんな世界を創る方法がないか模索していた。
そんな時、日本で世界と繋がる事が出来るスマホの音楽アプリ、kakaと言う音楽アプリがある事を知り、東京の渋谷に本社のあるkaka musicと言う会社に訪れる事にしたのであった。
つづく…
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