2つの願い

槇原敬之

先日のnanaるday川崎でお会いしたやまちゃんさんとのコラボです。同い年という事もありチョイスする楽曲というか、想いを込めるポイントが近いというか。 槇原さんのこの楽曲を初めて聴いた時、私は中坊まっさかりで、この美しいメロディと情景描写に紡がれる美しい言葉にキラキラしたものの、この歌詞の内容がイマイチ飲み込めてませんでした。２つの願いのもうひとつはなんやねん、的な。 まぁこの歳になると、感覚でわかってくるよな〜。この二人は価値観のすれ違いから、結婚まで至らなかったのかもな〜。 “２つの願い”のもうひとつは、復縁の電話だったか。“君”はきっと流れ星に願いを掛けるかの如く、雨降りの時にタイミング良く晴れるか否かに願いを掛けてたんだろう。そして、“僕”の雨占いは雨が上がる事を選び、未練や名残惜しさを振り切り別々の道を進みはじめた事を納得した。 みたいな感じかな。個人の解釈なので、まぁあれですわ。結局のところ、聴く者自身の体験によるよね。 社会人になると、どんな辛い別れの夜があろうとも、次の日は定時に出社して、合理的に業務にあたらないといけない。失恋や離別でいちいち立ち止まってられない。だから、心のどこかで、心が引き裂かれないように自己弁護や言い訳をする。大人になるとは、自分にも“嘘”をつく事だ。そうして“納得”を重ねて生きていく。 「まぁ、悩んでてもしゃーないさ」とドアを開けた時が、私にも何度あった事か。その都度、空を眺める私の頭にこの楽曲がよぎり、私の中で消化されていく。素晴らしいなぁ槇原敬之。 これまた別の日の川崎にて、急な土砂降りで台無しになっているイベントに遭遇し、居たたまれなくて応援を込めて出店テントでちょい呑み。黒ビールとチープな惣菜をチマチマやってるとこの楽曲のフレーズが浮かんできて、雨が止むまで夜街に佇んだのでした。帰りは駅から自転車だったから〜ｗ 歌入れについて。 やまちゃんさんが想いを込めて歌われてるのが伝わったので、これは是非コーラスで参加したいな〜と。30㎝はマイクを離してたけど、吹きかけるブレスがちょっと強かったみたい。エフェクトはシンプルにAlinaで。カラオケ屋ノイズを添えてｗ サビコーラスのキーが合ってないような気がしてテイクを重ねたけど、そう思い始める前の感覚で気持ち良く歌っていた時の初回テイクで納得。そういうの案外大事。 素敵な伴奏にて歌わせて頂きました港女さん(でいいのかな❓)、ありがとうございました。 仕事の絡みで録音機材を持って出社し、心の毛羽立ちを抱えつつ帰社したからなんだか衝動的に。アングリーデトックスのきっかけをくれたやまちゃんさんに感謝です。 #マッキー #マッキー #槇原敬之 #nana民と繋がりたい #拍手返す