懐かしいな…。あれさえなきゃもっと売れてたのに…。
ワセリンの匂いがする部屋が
記憶に浮き上がった
最後までは思い出せないけどさ
なんとなくが確信に変わる頃
怖くなっていく予感がしたんだ
でも何故だろう
ねえ何故だろう
動き出す身体を止められない
諦めるか
この際だし
糸を手繰り寄せた
肌を寄せた記憶さえも
どうも曖昧に煙った
どこもかしこも見えないものだらけ
消えかかるまで
大切さに気付けなかった
消えかかる声
優しい想いに研ぎ澄ます
消えかかるまで
泣いたりなんてしなかったのに
なくなりそうになって
いざぶつけるなんてずるいよね
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