【音ノ葉】幻燈 / ad-lib piano BGM 鬱藻色

曲：レーニャさん 文・歌：ニョゼ

澄みきった湖の底で 私たちは寄りそいながらまどろむ 耳をすます必要などない このあたりは はじめから静かだ あの光の柱の向こうで 細い泡つぶがのぼる音さえ聞こえる 時折 湖面をなでる風が 私たちを穏やかに揺すっていく 頭上ではきっと 時に追われる者たちが 泣いたり怒鳴ったりして 生き急いでいるんだろう このあたりは 今日も静かだ 澄みきった湖の底で 私たちは寄りそいながら 煌めきと共にまどろむ ・・・・・・・・・・・・・・・・・ ニョゼも、定期のクリエイティ部活動します✨ レーニャさんの美しい調べをお借りして、四季折々、歌と言葉を綴る「音ノ葉」シリーズ、なんとサードシーズンに突入いたしました。 レーニャさんの、藻になりたいというキャプションから着想を得て、湿気たっぷりの雰囲気でやってみました。 北海道在住の身としては、毬藻と言われたらスルーできないわけでw 浮き世の波など、どこ吹く風…。 毬藻になった気持ちで、どこか超然と、ゆったり読んでいただければと思います(*´ч`*) レーニャさん、今回も素敵な音色を、ありがとうございます✨ 音ノ葉シリーズ バックナンバーはこちら↓↓ https://nana-music.com/playlists/1522799/ #朗読台本 #音ノ葉