Variant psychics!!
S-Force司令塔本部
Variant psychics!!
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Variant psychics!!
あらすじ
20XX年。能力者達と呼ばれる者達が普通になった世界。宇宙を好きに行き来出来るようになった。これは能力者の中でも異形な能力達を持ってしまった歪んだヒーロー達の物語。
世界観
様々な能力が権力を成し、蔓延る宇宙世界。あの星は植物を操り、あの星は炎を操った。
能力者達は能力石という能力を形にした石を体に埋め込まれた状態で生まれてくる。死ぬと石が外れ、能力者を親に持つ子供はそれを形見として持つものが多い。この作中でいうルークやルイなど。
それによって能力のために殺人を犯すもの達を能力殺しと呼び、S- Forceにのるメンバー達はそれを阻止するため日々奔走している。
また、ルークの能力とは似て非なる能力である「コピー能力」は禁忌の能力として宇宙警察の保護の元生活しなければならないという掟が存在する。ルークの能力は突然変異により生まれてしまったため、禁忌かどうか見定めるため、現在宇宙警察はルークを追っているらしい。
声に反応し強さを増していく能力石を育成し、船を襲う脅威に我らは立ち向かう。
prologue
フォンフォンフォン…。
-宙船-今はそう呼ばれる物体は全宇宙をとびまわれる機体のことで、大きな船になるほど空高く長く泳ぎ続けることができる。
しかし船を持てる人間というのも限られているのが実態だ。
それは-能力者-自分の中の能力を石として皮膚に植えつけた人種のみだ。少し昔まで疎まれていた能力者達。
今では多くの人が能力者の一部なため、能力なしは蔑まれる一方だ。
僕、ルークは生まれつき白の石が埋め込まれている能力者。しかし、自分の能力がわからない上、使えた試しもない。これでは能力なしと同じことだと蔑まれて生きてきた。
そんなある日、僕の背後に複数の人間が立っていた。僕を連れて行きたいのだという。纏う空気からまともな人間ではないのだろうと悟っていた。しかし、僕は両親に先立たれ、どこへ行っても蔑まれる《要らない子》。ならいっそと彼らに着いていった。
連れてこられた先はまるで牢獄のような宙船だった。
?「君の能力は素晴らしい。ぜひあの方にその能力を捧げようではないか!!!そのために…」
彼はそう言って僕に刃物を向けた。
ああ、僕は死んでしまうんだ。あまりに冷静すぎる頭でそう思うと、自然と涙が溢れるのがわかった。別にこの世界に未練などない。頭ではわかっているのだ。しかし、ここで終わってしまうのかと思うだけで悲しくて、切なくて、また涙が溢れた。
僕「た、たす、けて…」
誰に向けたでもない言葉だった。どうせ誰もこない。そんなことはわかっていたけど言わずにはいられなかった。
?「そこまでだ!能力殺し、もう見過ごせない!その子をこちらに渡してもらおうか!」
視線を向けるとそこに8人のヒーローが立っていたの
だ。
これは、異質な能力者と僕が巡った非現実的な日常の物語。
BGMはゆずちゃさんの物をお借りしました。
こちらは、声劇のコミュの世界観を記したものになります。興味がございましたら6月頭に審査開始しますので是非ご応募下さいませ。
あなたのご応募お待ちしております。
船で楽しく非現実的な日常を楽しみませんか?
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