ACT.1 第1皇子 第一節
12の神と世界竜
ACT.1 第1皇子 第一節
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🌸ナレーション
🍀蒼葉
🍁ライ
🌲ハーディカ
🌸ーー蒼暦999年11月。
トヴィア帝国は今、様々な制度を変えていく為目まぐるしく変わっていた。他国から見れば「中度半端な大国」と言われても仕方がない状態だ。何故なら、貴族制度は健在、軍は各国に配備されているにも関わらず、各部族で牽制しあっているからだ。その為、統治もままならない…といった具合である。
そんなトヴィア帝国の都はセヴェリアにある蒼神族が統治している。都の名は「ルー・レイズ」。
物語はそこから始まるーー
(ナレーション終わり次第)
🍀「あ、あり得ねえ!!いつもいつも唐突なんだよ。もっとこう…前以て言うとかあるだろ、普通!」
🍁「今日も荒れてんなぁ、皇子様」
🍀「皇子言うなあぁ!」
(少し間をあけて)
🍀「ライ…お前な」
🍁「怒るなって。で、今日は何があったんだ?」
🍀「…次に何かあったら全ての指揮を任せるとか言い始めたんだよ、あの皇帝もとい父上はっ!」
🍁「何もすぐに…って訳じゃないんだろ?」
🍀「あいつが言う時は何かが起きると昔から決まっているんだよ…あぁ、もう」
🌲「皇子!やっとお戻りになられましたか!」
(最後ぎりぎりの時間に)
🍀「……げ…」
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