【声劇台本】地獄のツーマンス【掛け合い】
台本:☕︎ ():「」 BGM:青
【声劇台本】地獄のツーマンス【掛け合い】
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アメリカ兵たちは“実験“と称し、子どもの脳細胞を寄生ナノマシンで支配し、ナノマシンから送られる信号で大脳と小脳を操作することで「遠隔操作できる機動兵器」を作り上げ操作実験を行う。これは北米最悪のバイオ兵器である。その実験の被験者であるジェーン・マクレイヤーは“地獄のツーマンス”と呼ばれるカナダの地獄旅行を経験し、生き抜いた。しかしそれを生き残った子供は“悪魔の子”と呼ばれ、忌み嫌われるようになった
兵士たちは収容基地から一歩も出ずに、子どもたちをただひたすら戦地に赴かせた。北アメリカはこの実験によって世界のバランスを崩壊させたのである
悪魔の子たちは2ヶ月間の痛みと苦しみに耐え、機動兵器を用いて沢山の善良な市民を殺し続けた。否。殺したのは罪の意識を持たないアメリカ兵たちである。
遠隔操作ができるのは、7歳から12歳の子どものみと言われている
台本の引用添付はおやめください
性別口調語尾変換ご自由に
地の文():現在のジェーン・マクレイヤー(23歳)
セリフ「」:幼少期のジェーン・マクレイヤー(11歳)
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俺は忘れない。12年前の悪夢を___
2XXX年、北米で行われた有人機動兵器による大量殺人。しかしその実態は、遠隔操作による代理操縦だったことが戦後になって判明した。
代償となったのはカナダの一部地域___オールドクローを拠点としたおよそ17万㎢。
アメリカ兵たちはゲーム感覚で子どもの脳___機動兵器を操作し、安全圏からカナダの街を一掃した。
まさに地獄だった。どんな窮地でも手足が勝手に動いて切り抜けてしまう。“殲滅してしまう”。
奴らは出撃のたびに“媒体”の記憶を消し、戦争のストレスを軽減させようとしていたようだが___いずれそれもなくなり、終いにはまともな食事すら与えてもらえなかった
俺たちは苦しみ続けた。罪をなすりつけたクソ兵士どもと、悪魔の子と忌み嫌い的外れな恨みを向ける人々によって…
あんな悲劇…もうあってはならないんだ。絶対に
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「痛い…痛いよう…っ。うぅ…」
「みんな…みんな死んでいく…!僕のせいで…僕のせいで…ッ!」
「いやだ!もう“アレ”には乗りたくない!もう人殺しなんていやだ!ゥッ…!やだ…よ」(喋っている途中で記憶を消され、気絶します。詳細はキャプション上部)
「なに…?頭から流れ込んでくる…いっぱい人を殺してる…?僕が…?」
「うあああああアアッ!!!」(自分の乗る機動兵器で敵機動兵器に襲いかかる)
「僕をどこに連れていくの…?!この建物の外にはなにがあるの…?僕の頭についてる帽子は?ねえ、教えてよ兵隊さん…ッ!!」
「僕たちはオモチャ…僕たちはオモチャ…僕たちはオモチャ…僕たちは」
「みんな死んじゃえばいいんだ…兵隊さんも、友達も、僕も、みんなみんな全部…」
「___僕は死神じゃない。天使だよ。…地上の魂を天国へ送り届けてあげるんだ…そう、僕の手で…」
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【この台本の読み方】
地の文を大人のジェーンとして、「」の文を幼少期のジェーンのセリフとして同時進行でお読みください。(大人のジェーンと子どものジェーンの“掛け合わない”掛け合い台本です)音量バランスとしては、地の文がメインとなり、そのバックで「」のジェーンが喋る、という形になります(BGMの一部として録音していただく形になります)。幼少ジェーンのセリフを省き 1人声劇として読んでいただいても、セルフコラボで一人二役していただいても構いません。
2XXX年→二千エックス年とお読みください
媒体:ばいたい
殲滅:せんめつ
忌み嫌い的外れな:いみきらいまとはずれな
窮地:きゅうち
#台本の引用添付はおやめください
#コラボ用
#ロボット
#G_F_シリーズ
#カプちーのの台本
#青オリジナル
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9commnets
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