ひとりよがり【声劇台本】
声/〇〇 台本/ミヤモトきのこ
ひとりよがり【声劇台本】
- 149
- 9
- 4
せつない気持ちでいっぱいの女の子の朗読台本。
声劇台本3作目。
‘彼’に恋する文学少女。寡黙な彼が出した答え。
_________
「どうして」
彼がおさがりでくれた小さなテーブルのうえに、無造作に置いてあるなんの飾り気もない鍵と、いちまいの紙。
彼に‘言葉’を返してもらったことはなかった。
それでも、周りよりも少し大人なわたしは、彼の心内(こころうち)を見抜けているつもりであったのだ。
ばかばかしい。
ヒトの心など、だれでも、読めるはずがないのに。
言葉の足りないあなたと全てを解ったつもりでいた私。
どちらが悪くて、どちらが正しかったのか。
射し込む夕陽に、彼の置いていった鍵が 照らされる。
もう 今更何を言ったって、仕方のないことなのだけれど。
_________
寡黙な彼×大人のつもりの少女
情景と彼女の語りをうまく分けて演じてみてください🍄
一作目の雰囲気を意識して作りました。
橘 深知 さん:凛としていて文学少女というより文学お姉さん、とても大人っぽいです👇
https://nana-music.com/sounds/03675465/
ねぎ@萌葱 さん:心の中をぽつぽつと語り出すようで切なさが流れ込んできます👇
https://nana-music.com/sounds/036712d4/
みゃお さん:背伸びしてるけど垣間見える喜怒哀楽が可愛らしいです👇
https://nana-music.com/sounds/03671fd8/
#台本 #声劇台本 #朗読 #1人用台本
Comment
4commnets
- Livel(りべる)お借りします!
- あじゃお借りしました!!
- 橘 深知お借りしました!
- ねぎさんお借りしました!