バケモノ律令【声劇掛け合い】
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バケモノ律令【声劇掛け合い】
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人狼と亡種(アグリ)※のお話。
食にしか興味がない人狼おねえさんとさみしがりやボーイの亡種の掛け合い。
🔶おねえさん『グレンズ』
🔷さみしがりやボーイ『ウル』
※台本後に軽い設定あります。
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🔷「…グレンズしか僕のことわかってくれない」
🔶「ふふ、私がウルを理解?何のことかしら」
🔷「だって、グレンズは僕のほんとうのこと言っても変な目で見なかった。」
🔶「ウルはよく知ってるじゃない。私が‘食’にしか興味がないこと。」
🔷「……知ってるよ。それでも受け入れてくれた。その事実は変わらない。」
🔶「元々あなたに興味がないのよ」
🔷「…うるさい」
🔶「馬鹿な子ねぇ、かわいそう。すがれるのが私しかいないなんて。」
🔷「…最初に手を差し伸べてくれたのがグレンズだった。お母さんが死んで、お腹が空いて死にそうになってる時、あったかい声で“お腹が空いてるのね、少しあげるわ”って。」
🔶「いい話ね」
🔷「うん、」
🔶「でもいつまで虚像にすがりつくつもり?」
🔷「っ」
🔶「私はあなたに全然興味ない。バカみたいに慕ってくる奴らの1人。」
🔷「…」
🔶「おこった?」
🔷「……おこってないよ。」
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シリアスともギャグともつかない声劇台本です。
おこった?おこってないよがどうしても入れたくて、ねじ込んだ結果こうなりました。
性別転換、アドリブ、自由です。
ぜひ演じてみてください!
亡種(アグリ)
→主に腐ったものや死体を好んで食べる。元は人狼と同じくらいの個体数であったが、人狼に殺戮され続け今では数えられるほどしか存在しない。
#声劇 #声劇台本 #掛け合い #台本
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1commnets
- Livel(りべる)台本お借りします!