【朗読】氷柱の幻想
鏡牙-kyouga-×マクラウド
【朗読】氷柱の幻想
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【あらすじ】
あなたの死体は凍死体。
儚い記憶を抱いたまま、
腐ることも朽ちることもなく
雪の中に沈んでいく。
─────────ここから台本─────────
◆「ここだよ…僕は…ここに…いる!頼む!」
◇仰向けになりながら男は天に両手を伸ばし
哀願の声を上げた。
◆『…ああ君は暖かいなあ…愛してるよ。』
◆夢を見てたんだ。
在り来りなシチュエーションだったよ…はは…
◇寒空を流れる走馬灯は流星群のようだった
◇暖かかったのは氷の冷たい風
暖かかったのは降り積もる雪
いつしか深い雪の層が彼を覆い隠した
◇氷点下の世界で降り積もった時間
◆身に凍みるほど冷たい世界で
何度も何度も愛しい君に触れた時の
ぬくもりを思い出していた
それだけで心が暖かくなる君との記憶
◆『…ああ、本当に君は暖かいよ…』
◇幻想を瞳の奥に映したまま
天に両手を伸ばした姿は、
まるで彫刻のようだった。
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【声劇台本】15
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マクラウドさんとの合作台本です。
一緒に書いて頂きありがとうございました。
コラボ例⇒
https://nana-music.com/sounds/033ada4b/
プレイリスト⇒台本まとめ
BGM:声劇 BGM 星空
月夜 別垢@BGMさん
お借り致しました。
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#雪 #切ない #朗読 #鏡の世界 #死体連鎖
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