二人声劇*吸血鬼と小話。【映画予告風】
*主人公()×☆吸血鬼()
二人声劇*吸血鬼と小話。【映画予告風】
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#二人声劇 #映画予告風声劇 #声劇台本 #台本 #ハロウィーン
以下台詞。アレンジご自由に。
*:10月31日、ハロウィーン。
*:これは私と弱くて脆い吸血鬼の、小話である。
☆:「お前ら人間に、俺の何がわかる? どれだけ人間に虐げられてきたのか、お前にはわかるか?!」
*:その吸血鬼は、酷く人間を嫌っており、
☆:「昔、お前のように、俺に駆け寄ってきた人間がいた。だけど、そいつだって俺が人間じゃないと知った途端、すぐ逃げていった」
*:酷く心に傷を負い、
☆:「だからいいんだ、俺はひとりでいい」
*:ひとりぼっちだった。
*:「大丈夫。この日だけは、君も人間も同じだよ」
☆:「この日が終われば、俺はまた、ひとりだ」
*:「その時は、私もそばに居てあげるよ」
☆:「そんな言葉、もう信じない」
*:「お願い。私を信じて」
☆:もう、信じないと決めていたのに。
*:「ごめ……んね。最期まで……一緒にいて、あげられ、な、くて」
☆:もう、人間は愛さないと決めたのに。
*:「好きよ……虚」
☆:もう、ひとりは嫌だ。だから、
☆:「俺も……行くよ。お前のところに」
*:吸血鬼と小話。10月31日、公開。
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こちらは予告風台本です。ハロウィーンに寄せて。
読んで下さる時は、拍手orコメント頂けると嬉しいです。
以下設定です。
【設定】
*主人公:ハロウィーンの日に吸血鬼の少年と出会い、吸血鬼と生きた人間。
流行病で、1年後命を落とす。
☆虚(うつろ):吸血鬼。10月31日だけは、自由に外に出られる。人間を酷く嫌っていたが、主人公と出会い、生きていくうちに気持ちが変化していった。1年後、主人公の後を追い、自ら外の世界に出ていった。灰にはならず、光に導かれて消えていった。
※吸血鬼は普段外には出られない。
外に出ると、灰となって消えてしまう。
という設定です。
出会いの物語(一人声劇)↓
https://nana-music.com/sounds/031fb4cb/
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2commnets
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