【戦闘系声劇】一か全か
枝垂書庫
【戦闘系声劇】一か全か
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【前書き】
こんばんは。二作目となります。今回はしんみりしていた前回とは違い、戦闘系のセリフです。拙いところがあるかもしれませんが、ご容赦ください。
【背景説明】
世界を滅ぼす魔王の因子を受け継いだ、一人の少女。
世界を救うために二人の勇者が選ばれた。
だが、
その少女を救うために全を殺して一を救うことを選択した勇者、ガルド。
世界を救うために一を殺して全を救うことを選択した勇者、アルクリス。
己が信じる道を行くため、二人の勇者は名も無き荒野で相見える。
【登場人物】
・・・☆アルクリス
・・・★ガルド
【台本】
☆「本当に戦うのかい?」
★「あったりまえだろうがよ」
☆「だけど、僕達は勇者だ。勇者同士が戦っても何も生まれない!」
★「御託はいい!てめぇがアイツを殺すって言うんなら、どの道俺はてめぇを殺さなきゃならねぇ」
☆「そうか……なら、僕も全力でいこう」
★「はっ、ゴタゴタ言ってねぇでさっさとかかってきやがれ!!」
☆「アルベルト王国騎士団団長、アルクリス。いざ、参る!ハアアアアア!!!」
【間を開けて】
(荒く息をする感じで)
☆「まさか、君がここまでやると思っていなかったよ、ガルド」
★「うるせぇよ。そりゃこっちのセリフだアホが」
☆「憎まれ口は変わらないんだね。でも、君だってわかっているだろう!魔王因子は世界を滅ぼすんだ!殺すしか方法は──」
★「黙れ!!」
☆「っ!?」
★「アイツだって、生きてんだ。普通のやつと同じように笑って、泣いて。生きてんだよ!」
☆「それは……」
★「全てを救うというのなら!文字通り全部すくい上げて、一切合切救って見せろ腐れ勇者ァ!!」
☆「……君は、どこまで」
★「御託はいいって言ってんだ!行くぞォ!!」
☆「…いいよ。来い!」
(一拍あけて同時に)
★「アルクリスゥゥゥゥゥゥッ!!!」
☆「ガルドォォォォォォォォッ!!!」
【後書き】
如何でしたでしょうか?
拙いところがありましたら申し訳ございません。
もし気に入って頂けましたら、これからもよろしくお願い致します。
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