あげなおし
夜のランニング
月明かりに照らされた僕は
一人にされたわけではない
勝手にぼっちで勝手に一人になった
辺りを見渡したところで
光あるところは賑わい
ふと我に帰る僕は
イヤホンの音量を少しだけ上げた
そっとギュッとしてくれるような相手が欲しいって
思っただけ相手がいないのはいつものことさ
ねえそうだろ?
二人の口約束なんてもんは
信じただけ裏切られるのさ
また起こってまたまた怒って
胃も痛くなって気が付いたら
君は黙ったまんまだったね
そんで僕がいつも謝ったね
「言い過ぎてごめんね」
不安と不満ばっか溜まって
でも、好きって言って笑うとなんか
そんなこと忘れてしまうような
魔法みたいな笑顔に騙されていたんだ。
ねえ聞いてねえ聞いて
君と僕は上手くやっていけないや
だってだってだって
好きな気持ちの天秤は傾いているんだ
むくんだほっぺをぷにって摘んだって
前みたいに可愛いって思わなくなった
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