【声劇台本】「天使か悪魔か」
演奏:みわたか様 台本:歩 読み手:
【声劇台本】「天使か悪魔か」
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どうして私(僕)を助けようとするの?
私(僕)はこの暗くて狭い場所がちょうどいいの
太陽なんて眩しい光を見たら目眩起こしちゃう
お願い、誰も手を差し伸べないで
私(僕)は私(僕)が1番知ってるんだから
あなたの思う通りになんていかないんだから
真紅に染まった床、乱れた洋服、
喉を通らない食事の残り、ぼさぼさな髪の毛
鏡は真の姿に惑わされないように叩き壊した
私(僕)だけの空間、私(僕)だけの住処、私(僕)だけの願い
何を映しても届かない目の奥
何を触れても暖かさを忘れた指先
何を考えてもすぐに忘れていく脳の片隅
生きていく
それだけのことに対して、
何が楽しいのか、何が嬉しいのか。
私(僕)は快楽も感情も全てなくした。
それなのになぜ君は私を助けようとするの?
おいで、ってその手招きの先に何が待ってるの
君は何を教えてくれるの?
その笑みの表情は信じていいの?
私(僕)を助けても誰も褒めてはくれない、むしろ嫌われてしまうよ
私(僕)を助けた君は私と同じ首輪をして、ここで愉しんだらいいのに
何もないけれど、君がいれば私(僕)は眠りに就ける
素敵な伴奏お借りしました。
台本を書いてから内容にぴったりな演奏だったので、誰かが読んでくださると嬉しいです。
長いのでアレンジ可です!
使ってくださる方は拍手かコメントお願いします☆
他にも台本書いております。
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