朗読「とある騎士の独白」
朗読者 ○○様
朗読「とある騎士の独白」
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初台本です。
とある事件に巻き込まれ一度死に、半機械の身体として敵に蘇生されたとある女性の独白です。元がオリジナルキャラクターのものなので、下記にキャラクターの人物像を載せておきます。
が、一人称や口調など、自由に改変、アレンジどうぞ。
「人を愛する〜」は、いっとう思い入れのある、思い出のフレーズといった感じです。
○自分で読みました:https://nana-music.com/sounds/025a80c3/
【台本】
あの日。
あなたに命を救われたあの日から、
私は、あなたのために生きようと、己自身に誓いを立てました。
あなたが何か、間違おうとしているのなら、命をかけてでも正すことを。あなたがどうか、幸福に生きていけるよう、守り抜くことを。
あなたは機械で、自分には心がない、と幾度と口にしていたけれど、でも、その心は限りなく本物であった、と私は今でも思う。たとえ全てが数値で証明されようと、きっとそういうことではないんだ、と。
「人を愛するということが、どういうことか。あなたには、わかりますか?」
私は誰よりも、あなたの心を知っている。
その心に、最期まで忠誠を誓えたことを、我が人生の誇りに思います。
死を望んだ主の旅路を守り抜いたことを、何よりも誇りに思います。
でも、本当は。
もっと、あなたとともに、生きていたかった。
*女性の人物像*
武道を嗜む人。恋愛ごとに興味がない。
落ち着いた大人の女性。
敵だった人型人工知能の青年にサイボーグとして蘇生される。蘇生された条件として青年の元で駒として動く中で、青年の優しい人となりに触れ、純粋に青年を守りたい、と思うようになった。
しかし青年はとある事件において囮として死を選び、主人の望みを叶えるべく敵を迎撃し、見事作戦を成功させたのだった。
BGM:心倣し piano ver.
#声劇 #朗読 #切ない #台本 #1人声劇
Comment
3commnets
- 壱(さね)ありがとうございます!!
- 壱(さね)
- rush初めまして!!! 使わせて頂きましたー(*^^*)