声劇 【ひまわり】台本
台本×ノア
声劇 【ひまわり】台本
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コラボする際はコメントをお願いします!m(_ _)m
創作台本2本目!
今回のテーマは…向日葵…というテーマでっす(☆。☆)キラーン!!(ソノマンマヤン)
今回も切ない系になっております( ̄▽ ̄;)
向日葵の花言葉は【私はあなただけを見つめる】なんです。
それ、軽く告白してるんじゃないか←とか言わないでくださいね?←
次はFE覚醒でお馴染み、ラスボス【ギムレー】さんがギムレーになるまで…というのを創作で考えてみようと思います。
人それぞれの考え方の違いがあるので、必ずしも満足出来るものではないかもしれませんが…
以下設定
幼なじみの2人のちひろ。
幼い頃からちー君、ちーちゃんと呼びあっている。
中学は別々の学校だったが、高校で再開した2人…
木崎千宙(きさきちひろ)(17)
あだ名はちーちゃん。
幼い頃からの病弱で、病院を入退院を繰り返している明るく人懐っこい、向日葵の花が大好きな女の子。
16歳に癌を発症して以来ずっと入院している。
抗生剤のせいで髪は抜けており、頭を隠す白いニット帽は必須アイテム。
白いニット帽には髪がぬける前に付けていた向日葵のヘアピンが付けてある。
速水の前では常に明るく振舞っているが、癌が手術不可能なところに転移しており、もうすぐ余命が尽きようとしている。
速水千寿(はやみちひろ)(17)
あだ名はちー君。
物静かで、頭のいい男の子。
中学の時のイジメにより、心を閉ざしているが、幼なじみの木崎だけには心を開いている。
市立の名門大学へ通うため、毎日夕方に塾に通っている。
塾前にかならず、木崎のお見舞いに来るようにしている。
木崎の余命があと僅かなことは知らない…
以下台本
🌻🌻🌻🌻🌻🌻🌻🌻🌻🌻🌻🌻🌻
夏が終わり、向日葵が枯れる頃―
君は消えていった―…
木崎「おー、ちー君!今日も来てくれたのー?」
速水「ああ、まあな…体調はどうだ?」
木崎「ぜっこうちょー!(元気よく)」
速水「……そ、そうか…(苦笑いしてるように)…あ、リンゴ買ってきたから、食っとけよ?」
木崎「うん、ありがとう!わぁ…美味しそー…実はね、私からもプレゼントあるの!はい!」
速水「…なんだこれ…?種…?」
木崎「去年、私が育てた向日葵の種だよ。ちー君にあげたくて…」
速水「…そっか、んじゃ庭にでも埋めとく。ありがとな」
木崎「ふふっ、どういたしまして。…ねぇ、ちー君は生まれ変わったら何になりたい?」
速水「……わからない」
木崎「そう言うと思った…(ちょっぴり可笑しそうに)…私はね、向日葵になりたいな……毎日好きなだけ日の光に当たれる向日葵に…」
速水「…向日葵…ねぇ…あ、もうすぐ塾の時間だ!じゃあ…またな、ちーちゃん」
木崎「……うん…また、ね…ちー君…」
キミの声を聞いたのは、それが最期だった。
次の日の朝、君は眠る様に息を引き取った―…
その日は雲一つない晴天で、太陽がキラキラと輝いていた。
――あれから5年…今も庭には君が大好きだった向日葵の花が綺麗に咲いている。
生まれ変わったキミは、好きなだけ日の光を浴びているのだろうな―…
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ここまで読んでくださりありがとうございました!
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