声劇 「それはそれは平和な──」
著者:粗目 × あなたのお名前
声劇 「それはそれは平和な──」
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○少女
□少年
────────
○私は探していた
□僕は待っていた
○平和な世界を──
□何かが起こるのを──
○□そして運命は交差する
○ふふふ…あなたが羨ましい。何にも知らない、愚かなあなたが。
□全てを捨てたっていい……僕も連れて行ってくれ!
○仕方のない人ね
□あはははっ!世界はこんなに、綺麗で素晴らしかったんだ!
○あんまりはしゃぐと危ないって…うふふ、気をつけて!
□ありがとう!ありがとう!僕は今ほど幸せだったことはないよ!
○喜ぶのはまだ、早いかもね
□こんな、こんなの!…はぁっ…はぁっ…はぁっ……
○ほら、あなたはそうやっていつも──
□ありえない!嘘に決まってる!(被せ気味⤴︎)
○捨てる勇気なんてないのよ
□そうだよ!君は正しい!僕は愚かで……本当に馬鹿な……
○これは私の戦い。初めからあなたは関係なかったのよ。もう、元の通りに戻す時──
□幸せだったよ。僕の、平和な世界は……捨てるには惜しかった
○さようなら。
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読み手の想像力を膨らませていただきたいので、ふわっとした設定になっています。あくまでニュアンスの理解として読んでね⤵︎
ストーリー
世界を救うために戦う少女と平凡な日常に退屈している少年の話。少年は世界の美しさを見るようになり、少女は少年に心を開くようになった。
しかし少年は戦いの恐ろしさや汚さを知ってしまう。(戦いへの代償とかそんなかんじのやつ)同時に平凡な日常を送れることの幸せさを悟る。
二人は再び別々の道を歩み始める。最後の「さようなら」は少女の未練。
#声劇台本 #声劇 #二人 #ファンタジー #悲しい
Comment
1commnets
- うずはこんなヘボ音源使ってくださり有難うございます!!!! メチャクチャ台本いいですね!!!!