【朗読 台詞】月の哀歌、陽は沈み【声劇 台本】5話
宮園×貴方
【朗読 台詞】月の哀歌、陽は沈み【声劇 台本】5話
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『また、夜が始まるような。』
やばい台本しばらく投稿してなかった…。
やっと5話。
元ネタは東北の某県の某海のお隣の町の旅館から見た景色(わかんねぇよ)
が、綺麗すぎてほんと素晴らしかったので。
坂下るとき海が上の方に見えるのがいいよね。空との境がさ。
区切りがいいのでここで展開を少し言うと、
「結末の文は既に何処かに書いてあります」
台本以外の何処かに。
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浜辺を歩いた。
空が紫色になろうとしていた。
月が浮かんだ。
海は静寂を取り戻した。
蒸し暑い、夏の夕暮れだ。
ただ、波の音に耳を傾け。
ただ、月の光に目を閉じて。
何処からか、聞こえてきたんだ。
その声が。
悲しみを纏ったその歌が。
人を酔わせるような、惑わすような。
でも、この場面によく似合った、
そんな歌が聞こえた。
空は藍を深め、夜は哀を増す。
光る月は、何を言いたい。
波の音は、何を聞きたい。
それは、歌だった。
まさに今途切れた、
この、哀歌だ。
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※BGMはシュリさんから。
Comment
2commnets
- ao拍手ありがとうございます!夏の素敵台本💙がたくさんあるのでフォローさせていただきます👒さっき部屋に入ったカナブン捕まえて外に放しました🐝これが現実の夏か😰
- aoお借りしました!