【声劇台本】ペルソナ4
千枝[] 雪子[]
【声劇台本】ペルソナ4
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以下台詞
千「私ね、雪子の事羨ましかったんだ。だから雪子が私を頼ってくれるのが嬉しかった。
雪子は私が守ってあげなきゃダメなんだって、そう思いたかったんだ・・・。」
そうよ!!私は一人じゃ何も出来ない!!!何もないっ!!
千「そんなことない!!
雪子は、雪子は本当は強いもの。
外に出たい?だったらそんな鳥籠なんて自分で壊して、どこまでも羽ばたいて行けるよ!
雪子なら・・雪子だった!!」
雪「そんなこと・・ない。私は強くなんかないっ・・・!!あの時だって・・
私は寂しかったんじゃない、悲しかったんだ。
私と同じだと思ってたあの小鳥が自分の意思で飛び出していった事が。
鍵を掛け忘れたのは確かに私。だけど、あの小鳥は自分の勇気で最後の扉を開いたんだ。
それを認めるのがイヤで、私は・・!!
強くなんかないっ・・!!私はサイテー・・勇気がなくて、人に頼って連れ出してもらおうとしてっ」
千「最低だって・・ごほっごほっ・・いいよ。
私だって、雪子の思う様な私じゃないっ、サイテーな所だっていっぱいあるっ!
それでもっ私は雪子の傍にいたいっ!!大切だから・・友達だからっ!」
雪「千枝・・・」
ヤメロォォオオォ!!!
雪「私、何を怖がってたんだろう・・。怖がる事なんてなかった。
だって私には・・ンッくっ!! 千枝!!」
千「雪子!!!」
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