【朗読声劇】死にたがり
(1〜2人用)
【朗読声劇】死にたがり
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【朗読声劇】台本です!
今回は、結構前から好きだった死にたがりという曲を自分なりに解釈して台本を書きました!
聴いたことのある人はイメージ壊すかもしれません!時間ないにおさめるため少し、無理やり感が出てしまっていますが、すみません!
一番下のセリフは、もし、読めるようなら、読んでもらっても大丈夫です。
テーマは、死にたがりになりきれない一般人と死にたがりが、出会って
かけがえのない存在になっていく。という感じです!
一様二人用となっておりますが、
一人で二役チャレンジしていただいても構いません!
楽しんで、読んでいただけるなら
どんな読み方でも、構いません!
アドリブ等ご自由にどうぞ!
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風が吹き抜けていく
吹き飛ばされるような感覚で
足を踏み出そうとするけど、
踏み出せずに…
刻々と時間だけが過ぎていく
勇気が出せずに
…バカなんだ
ふと、後ろの方で扉の開く音がする。
一般人
「やあ、こんにちは今日もかい。
死にたがりくん。いい天気だね。」
嬉しそうに言いながら、今日もあいつが来た。死にたいけど、死ねる理由がないあいつが…。
死にたがり
「…今日も死ぬための
ネタ集めか?物好きだな。」
一般人
「君も…よく諦めずにこんな高い屋上に来るよね。死にたがりくん。」
死にたがり
「お前に何が分かるんだよ。」
一般人
「…うん、分からない。…君が死んでしまっても、所詮他人事だしね。」
死にたがり
「…なら、勝手に死なせてくれよ」
何度も繰り返し、会うたび繰り返してるこのセリフ。いい加減飽きてきた。それを読んだように…あいつはしゃべる。
一般人
「そろそろ、白黒はっきりつけようよ。生きるか、死ぬか。」
死にたがり
「…どちらもお断りだ。」
一般人
「なら…意地でも行き続けろ!!」
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そういうと一般人は死にたがりを、連れてあの死にたいと目を背けていた世界に連れ出していった。
意地でも生き続けていくために。
一緒に生きていくと決めたから。
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- NFシルヴァおかりしました