Lyrics 苔の生したこんな代は チリヌルヲワカ
Written by
中島優美
Composition
中島優美
人という名の生き物に人気の高いこの星は
今となりゃ宇宙のあくた
独り歩くこの身だって同じくらい哀れだと
真っ白な歯ならびの満月に笑われた気がした帰り道
私から奪っていらない感情を
どれくらいのもの引き換えにでもいいから
どうせまた同じ事繰り返すだけなら
この体一つあれば事は足りるんだから
ああこの檻は二度と出られぬ気がしてしょうがない
水槽の魚も社会にもまれては四六時中四苦八苦
私からふさいでいらない逃げ道を
溢れ出るふとどきな感情が隙間を作る
本当に歩みたい道が見つからなくって
手を出しちゃいけないものに目を落としてる
「私から奪っていらない感情を」
こんな思考がむしろ逃げ道と解かってても
答えは曖昧で真実はあやふやで
取り繕う事だけやたら上達していく
貴方から奪った心が離れたって
仕方がない程に今の私は壊れてる
だってまたサイコロが同じ目しか出さないの
狂った世界でさえ日々前に進んでいくのにね
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