Lyrics 月光荘 サニーデイ・サービス
Written by
曽我部恵一
Composition
曽我部恵一
月光荘に降る夜は
碧く優しい静けさで そっとぼくを照らし出す
朝を盗んだ泥棒のように 秘かに忍び寄る
夜のエレベーターに乗って行こう
想い馳せるのは知らない国か
古い窓から飛行機で十時間 そんな感じさ
月光荘に夜が来る 霧に浮かぶような静けさよ
うとうとしているぼくの目を
覚まさすような冷たさで 忍び寄って来る夜なのさ
凍りついた通りを見下ろせば 昨日までのこと
夢のように消えてゆく
夜明け行きのバスつかまえて揺られようか そんな感じさ
月光荘に雪が降る 白く優しい嘘のように
きっと窓の外は今 何か始まるような静けさで
息をひそめてるそんな夜なのさ