Lyrics 夏の憧憬 ジャパハリネット
Written by
鹿島公行
Composition
鹿島公行
夏の少年は 裸足のままで追いかけて行く
今日も疾走ってた 胸の高鳴りはるか
蝉の鳴き声降りそそぐ
午後の日差しを跳ねのけて
陽炎が立ち上がる 道を走り過ぎた
夕立が降り始めた
さっきまでの青い空が
恐く見えて淋しくなった
急いで家路を辿る
夏の少年は 隆々と立つ道雲へ向かい
今日を疾走ってた 胸の高鳴りのまま
夏になれば背伸びして
恋の夜道を歩いたり
淡い想いを追いかける
足元おぼつかなかった
何気なく立ちどまった
川岸で蛍を見た
綺麗だった光りは儚い
虫の音響く夏の夜
あの日追いかけた 秘密の蜃気楼
照りつける日差し線路の上両手を広げ
どこまでも行ける気がした
夏の少年は 裸足のままで追いかけて行く
今日も疾走ってた 胸の高鳴りのまま
夏の少年は追いかけていた 胸の高鳴りを
今という一生の中の一瞬 色褪せぬ時の中で
白い夏に溶けてく 淡い青が色を変える頃
やがて見渡せば夏暮れて
遠く蝉の音遥か
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