愛及屋烏/バルーン
「」キミを傷つけたくない、全部終わってから打ち明けよう「」さみしい顔をしてるのは今なのに
「」お互い様だろう、キミは大人だから待ってあげてるけど、子どもだったら無理やり聞き出してた
「」あぁ、いつの間にか誕生日も知ってる人に、はぐらかしだなんて
「」話し合いたいのはそこじゃない、から頬杖ついて見守るよ
「」どうか、もう少し待っていて
「「はあ」」
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🍎・・・ミロ・オレンジ(cv.みづの こまち)
️🧚♀️・・・レーツェル(cv.縱翅 璃瑠紫)
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🧚♀️「当たり前のことはわきまえて
あなたの口ぶりや素振りだけ
見てるとここがむかむかするの
それになぜだか寂しくなるの」
🍎「キミの意見を押し付けないで
そもそもボクはキミの前では
特に気を付けてたはずなんだ
適当な意見はよしてくれ」
🧚♀️「それはそうとして あなた今日も
私があげたあのピアスがさ
あなたの耳に見当たらないね
それはどうやって誤魔化すの?」
🍎「キミの感性で喋らないで
そもそもボクは耳がないでしょう
それをボクは理解して欲しい
ボクを知ってからまたお願い」
🧚♀️「あぁ あなたとの関係は
拙い相違の範疇よ」
🍎「なんの理由にもなり得ないさ
そんなんだからキミはいつも」
🧚♀️「もううんざりよ 辞めにしましょう
愛及屋烏はあたしだけ」
🍎「この話は別の機会にさ
二人の温度で図ろっか」
🧚♀️「はぁ」
🧚♀️「明け方の事を思い出して
あなたは眠い目を押さえてさ
確かに私の頬を撫でて
言葉巧みに眠りについた」
🍎「それのどこがキミを苦しめて
ここまでキミを赤く染めたか
それがボクは理解できないし
正直大して気にしてない」
🧚♀️「なんてこと あなたったら
まるで明け方とは別人ね」
🍎「心外だ それならば
跪いて泣きわめいてあげようか」
🧚♀️「あぁ あなたとの関係は
むず痒い想いの結晶よ」
🍎「夢を見たなら後始末をさ
忘れずに済ませて吐き出して」
🧚♀️「もうその口は消えて頂戴
愛多憎生の欠片もない」
🍎「この話は別の機会にさ
互いの気分でまたいつか」
﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋
「あなたはいつもはぐらかしてばかり」
「伝えられることは言っているよ」
「言葉が足りないのよ」
「同じものが見えてないだけだろう」
「私を見て言ってください」
「いつだってみてるよ」
「本当に?」
「本当に」
「いい加減なひと」
「難しいなあ」
﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏
🧚♀️「もうどうしてわからないの」
🍎「誰も悪くはないから」
🧚♀️「もうどうして私なの」
🍎「他に誰がいるのさ」
🧚♀️「あなたはいつでもそうやって」
🍎「ここには嘘などひとつも含んでないから」
🧚♀️「あぁ あなたとの関係は
皮肉に任せたフィクションよ」
🍎「それについて詳しく話して
ボクはまだキミを知らな過ぎる」
🧚♀️「あぁ あなたとの存在は
合縁奇縁の以下ではない」
🍎「キミと深く話がしたいな
今ではないと意味がないや」
🧚♀️🍎「「はぁ」」
#色の国創作
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