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ふたりのしあわせ - 🫧×🫙 -
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<キャラ設定>
🫧白雪 のあ(しらゆき のあ)
マイペースでふわふわした雰囲気の少女。
生まれつき体が弱いながらも周りに笑顔を振りまき健気に生活していたが、1年前に教室で倒れ、緊急で検査をしたところ大きな心臓の病気が見つかり、余命宣告を受けた。
️余命宣告を受けてからは毎日泣いてばかりで、世界から色が消えていくように感情を失ってしまった。
🫙に出会い、優等生じゃない私を見ても何度も病室に来てくれる🫙に徐々に惹かれていく。
🫙小鳥遊 れな(たかなし れな)
頼まれたら断れない、優しくて内気な少女。
真面目で頑張り屋さんだが、優しすぎるが故に学校ではいじめられている。
両親は彼女が物心つく前に離婚し、母子家庭で育った。家庭は貧しく、母親は彼女に不自由ない暮らしをさせるため必死に働いていたが、過労によるストレスで倒れ現在は入院中。
学校でも家でもひとりぼっちで無意識に居場所を探している。 🫧と出会い、️🫧の傍に居ることが彼女の生きがいとなっていく。
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<ストーリー>
お母さんのお見舞いのため病院に来た🫙。
帰る途中で幼い少女の泣き声に引き寄せられ、病室で、ひとりで泣いている️🫧を見つける。
最初は知らない子に声をかけることを躊躇し放って帰ろうとするが、やっぱり放っておけずに戻ってきた🫙は️🫧に声をかける。
🫙は1週間に1度、お母さんのお見舞いの日に️🫧の病室に足を運ぶようになった。
🫙は両親のことや学校でのいじめについて、
️🫧は病気のことややりたかったことについて、
ふたりは不思議と、隠し事をせずに打ち解け、お互いに惹かれていく。
その頃には️🫧の余命は1ヶ月を切っていた。
️🫧は🫙に"ひとつのわがまま"を話し出す。
それは、"ふたりきりでお出かけすること"だった。
🫧のわがままを🫙は受け入れ、病院から抜け出す準備を始める。
️🫧の余命が1週間を切った時、作戦は決行され、無事に病院を抜け出せた️🫧と🫙はショッピングや食べ歩きなど、まるで普通の女の子のように一日を過ごす。
️🫧は最後に海が見たいと言い、🫙と️🫧は海を見に行く。
海辺に着いたふたりは、夕日が沈んでいく海を眺めながら今日の楽しかったことについて話す。
️🫧は"最期だから"と言ってこれまで、そして今日一日付き合ってくれたことに対する感謝を伝える。
その話を黙って聞いていた🫙は"そんなこと...最期なんて言わないでよ"と言い、泣きじゃくる。
️🫧は🫙を抱きしめ、
"ねぇ、れな。わたしもね、ひとりで死ぬのはいや...。
ほんとはっ...不安で、怖くて、たまらないの。
...やっぱり、もうひとつだけ、わがまま言っていい...?
れなと一緒にいたい...これからもずっとずっと...っ!!
だから...だからっ、ふたりで幸せなまま...終わりにしよう...?"
🫙は泣きながら、それでも笑って頷く。
ふたりは手を繋ぎ、海の先を目指して歩き出す。
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