和風声劇台本「七」
作者 蓮悟/藤原道長しゅーいち,紫式部
和風声劇台本「七」
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和風な話し方とは……??
ーー
〈台本〉
※口調とかは完全に想像で書きました。
【ガラッ!】
道長「聞いたぞ!源氏物語の最新話が出たというではないか。」
式部「女子の部屋に無遠慮に入るものではありませんわ、関白様…」※女子=おなご
道長「まあそう言うな。直接感想を言いたくてな。まだ見ておらぬのだ。」
式部「困ったものです…」
道長「では失礼して…ほう!もう100拍手も付いておるではないか!わしも押しておこう。」
式部「内容を見てから押して下さいませ!さすが宮中のプレイボーイと言われるお方。どうせ、女流台本師にばかり拍手しているのでしょう?…夜中、関白様が密かに聴き周りされていること、公然の秘密ですわよ。」
道長「な、何を言う!わしは貴殿らの才能に敬意を表しておるだけだ!…しかし楽しみだのぅ。どんなエェ声の歌人が読んでくれるのであろうか。」
式部「声フェチが隠しきれておりませんわ。さて、私、百人セリフ枠の準備がございますの。冷やかしなら出て行って下さいませ。」
【バタン!】
道長「時の関白に何たる仕打ちを…まぁ良い。」
道長「しかしこの、『七』というのは実に風流な遊びだ。遥か先の未来でも、皆夢中になって遊んでおるに違いないわ。」
道長「数百年、いや…もしや千年先にも…」
道長「…流石にそれは無いか!はっはっは!」
ーー
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2commnets
- HAYATE
- ShooichiHAYATEさんこちらも最高のコラボありがとうございます〜🥰👍