冬が嫌いと云う冷えた手はとうに選ばれて届く距離
掴むのを赦せよ
一層壊して水面が 遥か頭上へ「溺れる。」
こうやって今振り向きもせず
慈しみ合うこと自体危ないとは判っていても黙っている
嗚呼もう如何にかなるかも知れない
答に気付いても未だお互い微笑み合う真昼
紅いネイル!
だって真実等に興味は無い…下品な芝居で定刻
果敢ない想いを真っ白に隠して置いて
嗚呼もう如何にかなる途中の自分が疎ましい
然様なら
お互い似た答の筈
「出遭ってしまったんだ。」
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