9話 軍事国家サンドラド
ピム
9話 軍事国家サンドラド
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BGMです。
前略・・・妖精さんに理解不能な魔法でぶっ飛ばされた冒険者とシャ・ダダダーン2人は、なす術もなく虚しくお互いバラバラな方向へ飛んで行ったのだった・・・・。
・・・・・それから3日くらいが経っただろうか・・・・目を覚ました冒険者は、狭く小さな空間・・・そう、そこは戦争真っ只中の軍事国家領域サンドラドの中にある病院内・・団体部屋の数あるベットの1つに横たわっていたのだった・・・・。
衛生兵は言った・・・あ!兵士さんが1人目を覚ましました!こちらに近寄り、こう言った・・・気分はどうですか?
冒険者は衛生兵に言った・・私は生きているのですね?ここは・・・?・・・ぁ・あ!妖精さん!そうだ妖精さんがぁああ!!と叫ぶ途中、追い被さる様に衛生兵は声を上げた・・・あ!ダメです!!まだこの兵士さん頭やってるみたいです!!
どうしますか?死刑ですか?
冒険者は言った・・・ちょww!!まっww!なんでそうなったの!?私はいたって普通です!!!ここから出してください!と・・・・。
すると衛生兵は言った・・・みんな頭やっちゃうとそう言うんですよー・・・。でも、もう戦場には戻れないので、役にはたてませんよね・・・今この戦争で、もう食糧庫もやられ、食糧、薬剤、全ての物資が足りてないのです・・・・。衛生兵は、ニコニコ笑顔でこう言った、死んで?ねぇ・・死んで?アハハハハw
冒険者は、この場所も何も理解できていないが・・牢屋よりも、妖精よりも、こいつが一番やばいやつぅーと思っていた・・・・。
さあ!冒険者よ!立て続けに起きる災難を振り払い!己の道へと戻る事が出来るのであろうか・・・・・的なBGMです。
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