台本「永久に」
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台本「永久に」
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―――借りる前に御一読下さい―――
※台本文をキャプションに転載(コピペ)するのは御遠慮下さい。
もしも転載された方を見かけましたら削除をするように申し出をしますのでご了承下さい
※一人称、性別の変更は世界観、台本の雰囲気を壊さない程度でしたら大丈夫です
※アドリブ、アレンジは台本を大幅に改変するものでなければ大丈夫ですが、話の流れなどを無視したセリフなどは御遠慮下さい
入れるのであれば一言下さると助かります
※BGMはお借りしているものです。BGMを投稿している方のご迷惑にならないように使用してください
※編集したBGM、効果音も全てお借りしたものです。編集BGMを勝手に使うことは御遠慮下さい
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(蝉の声)
霧島:幼いころ1度だけ迷い込んだ街、その景色に俺は心を奪われた――
雫「だからね、あるんだって!海の彼方に浮かぶ桃源郷!!」
霧島「でも誰も知らねぇーじゃん」
雫「知らないから、探しに行くんでしょ!」
【アナウンサー:8月3日、本日は真夏日となります。皆さん熱中症には気をつけてお過ごしください】(二人の会話の後ろに重ねる感じで)
(曲入り)
雫「最近、旧上鳥村にある上鳥山で行方不明者が多いって話、知ってる?」
霧島「巷で神隠しって言われてるやつか?」
雫「そう!だからもしかしたらって…」
(雫の話を遮るように)
霧島「今から約12年前、12月31日、当時6歳だった男の子が旧上鳥山で行方不明になった、上鳥村周辺は雪深い事と標高3000メートル級の山々が連なってる事から2年後には家族や知人の捜索隊も見切りをつけた。その翌年、ようやく少年が見つかった。」
雫「それ、ここら辺じゃ有名だよね」
雫「大丈夫だって……」
(2人同時に)
霧島「それ、俺なんだ…」
雫「そんなの子供だましの…」
(錫杖の音)
雫「う…そ…」
(ラジオノイズ)
アナウンサー:えー、8月3日夕方、霧島さんが行方不明になりました。3年たった今も旧上鳥村での行方不明者は依然見つかっておりません。家族や知人の方々は今も尚、捜索しております。少しでも情報を知ってる方、見かけた方は、こちらにご連絡下さい…。本当に…神隠しなのでしょうか……
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あらすじ
海の彼方に浮かぶ桃源郷を探す少女と、幼い頃訪れた街を探す少年
旧上鳥村で頻発している行方不明者、その情報を元に上鳥山へ向かった2人だったが……
雫(18歳)
好奇心旺盛の女の子でオカルト好き
桃源郷を見たいと言いつつもそれがもうおとぎ話でしかないと思いながらも探すのが辞めらなれない
霧島(18歳)
幼い頃、行方不明になった男の子。奇跡的に戻れたものの、大人達からは腫れ物扱いされる。あの時過ごした僅かな時間を密かに追い求めてる
用語説明
・旧上鳥村(きゅうかみちょうむら)
・上鳥山(かみちょうやま)
あとがき
永久と書いて「とこしえ」と読んでください。
こういうやり取りの台本久しぶりな気がします。
リアリティを少し追求してみたのですが全てフィクションです。
もし実在したとしてもこの台本とは無関係です。
お借りしたBGM&SE
DOVA-SYNDROMEから
「アナログレコードのノイズ」
written by Causality Sound
「神々しい神楽鈴の音」
written by NaruIDEA
「過去を見つめる」
written by ゆうり
編集:六条
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