ドキドキ♡はぴらび学園 体験版
はぴらび!
ドキドキ♡はぴらび学園 体験版
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うららかな日差しが美しい4月。
花吹雪が舞い散る桜並木を通り抜け、あなたは期待に胸をはずませながら華咲学園の門をくぐった。
あなたはこの華咲学園に新しく開設されたプロデュース科の第1期生。きっとこれから多くの出会いや成長、苦難が待ち構えているに違いない──
『今日は入学式だと思ったんですけど』
「そうですわね」
ソファに座るあなたの目の前で学園長が肯定する。
『なんで私は1人で学園長室にいるんでしょうか』
「それは、プロデュース科の生徒があなた1人しか居なかったからですわね!」
『えっ!?』
思わず叫んでしまったあなたをよそに学園長はやれやれとため息をついてみせる。
「生徒たちのおかげで随分知名度も上がったと思ったのですけれど、時期尚早だったかしら……でも今年あなたが大活躍をしてくれたなら、きっと生徒も増えるに違いありませんわね!」
にっこり。有無を言わさぬ学園長の圧にあなたは弱々しく首を縦に振るしかない。
「大丈夫ですわ~!あなたをサポートしてくれる生徒を手配済みなんですのよ!」
🐰「ううぅ……なんでラヴィが……いいお天気だからダラダラお昼寝しようと思ってたのだわ~」
学園長に片腕を引っ張られ、引きずるように連れて来られたのは銀色のツインテールが印象的な少女だった。顔立ちだけを見ればまるで天使のように可愛らしいのだが、液状化して床に半分横たわっている様子から無理矢理連れて来られたのが丸わかりである。
「ラヴィアンさん、プロデュース科がどのようなお仕事をするのかはご存知かしら」
🐰「う~ん?ぼんやりとなら知ってるのだわ」
「良いですか、プロデューサーと言うのはステージや機材の手配からスポンサーとの連絡、お仕事のオファーの管理や更にはアイドルの身の回りを整えてモチベーションを保ったりもする大切なお仕事ですの。いつもは皆さんがこれらをこなしていますが、プロデューサーがいれば……」
🐰「プロデューサーがいれば……ラヴィがサボれるってことなのだわ!」
学園長の口車にまんまとのせられたラヴィアンは、途端に目を輝かせてやる気を出したようだ。
🐰「さぁラヴィになんでも聞くと良いのだわ♪道案内もみんなの好きな物も教えてあげるのだわ!」
『ええと、それなら……』
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