忘れられた枕( 朗読 台本 )
読み手 あなた 書き手 ミチル猫
忘れられた枕( 朗読 台本 )
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今日は天気がいいぞ~!!とご主人はそう言った。
そうだ!布団やら枕やらを干そう!!
とご主人はやる気満々だ。
私は枕。ご主人は私の身ぐるみを剥いで、それを洗濯機に入れる。
素っ裸にされてさらに外に出されるなんて恥ずかしいにも程がある。
ご主人は、私を車の上に干した。
裸の肌に直射日光が当たる。
暑さを我慢して車の上に乗っていた私だが、突然振動と風を感じた。
ご主人が私の事を忘れて運転を始めたのである。
行先は近所のスーパー。
飛ばされないかとヒヤヒヤした。
私には手も足もない為、しがみつく事すら出来ないのだ。
幸いな事に無事目的地に到着する。
聞こえるご主人の声。
やべ!枕干してたんだ!飛ばなくて良かった!
やべ!じゃねーよ!と思う私を車内に乱暴に放り込む。
無事家に帰った私は服を着せられ定位置に戻ったが、ドキドキな一日を思い出し、眠れぬ夜を過ごした。
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素敵な演奏ありがとうございますฅ^•ω•^ฅ♪
ドラゴンクエスト エンディング フルート
すぎやまこういち
#フルート #ミチル猫台本
Comment
4commnets
- ミチル猫
- 🌵Comic🐎🏜️🌵お借りしました😊ありがとうございました
- ミチル猫
- きのこ🐈🐾可愛く楽しい世界をありがとうございます🙌✨ 台本📖お借りしました✨